【ぱしふぃっく びいなす 2019】語りべマスオの父島歴史ガイドツアー④[3日目-11]
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※ぱしふぃっく びいなす 2019クルーズ記は、2019年3月1日~3月6日の時のものです。
【小笠原クルーズスケジュール】
2日目 3月2日 終日航海
3日目 3月3日8時30分 小笠原・父島入港 ⇐ 今ココです
5日目 3月5日 終日航海
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語りべマスオの父島歴史ガイドツアー③[3日目-10]のつづきです。
13時20分に二見港でマスオさんと会い、境浦海岸、扇浦海岸と海岸沿いを走ってきましたが、扇浦からは山の中へ。途中、宇宙航空研究開発機構 小笠原追跡所を横切り、初寝浦展望台の駐車場まで来ました。
向かえには夜明山の案内板もあります。夜明山も戦跡がいくつも残っていますが、今回は初寝浦のです。
車から降り、少し歩くと海軍通信隊本部跡が。かなり大きく、そして今もしっかり建っています。
危ないので中に入れませんが、さえぎるものがないので入口からすべて見えます。すごく太く大きな柱です。
かろうじて残った二階。
窓の横の穴は、空襲による損傷です。コンクリートの建物をこんなにも簡単に砕くとは、空襲の恐ろしさがわかります。
さらにこれも。落書きもあります。こんなところまで来て落書きするなんて・・・。
戦跡を見て、話しを聞き、そしてほんの少し歩を進めると、この美しい景色。
ここに空襲が落とされたときも、きっと目の前の海はこのように美しかっただろう。この青く澄み切った海に空襲は似合わない。もう二度とそんなことをしてはいけない。
これこのページの最初の写真と同じですが、右のほうに石像があるのがわかりますか?
二宮尊徳像です。これ首がないんです。旧日本軍が大村小学校からここに移したんですが、占領中のアメリカ兵が首を切り落として持ち帰ったそうです。
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つづく