【ぱしふぃっく びいなす 2019】硫黄三島、最後は北硫黄島を目に焼き付ける[4日目-6]
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※ぱしふぃっく びいなす 2019クルーズ記は、2019年3月1日~3月6日の時のものです。
【小笠原クルーズスケジュール】
2日目 3月2日 終日航海
3日目 3月3日8時30分 小笠原・父島入港
5日目 3月5日 終日航海
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RICKY.Iのマジック教室とモーニングティー[4日目-5]のつづきです。
2019年3月4日10時23分撮影
いいお天気。青空に青い海。まさにクルーズならでは光景です。そして前方には北硫黄島が見えます。
南硫黄島同様、北硫黄島も雲がかかっています。なんか、雲が島を守っているような感じです。
北硫黄島は東京から南方約1,170㎞に位置します。硫黄島が約1,250㎞、南硫黄島は約1,300㎞の位置です。船は南硫黄島から北上し、北硫黄島まで近づいてきました。
この北硫黄島も明治から人が住むようになりましたが、太平洋戦争のときに疎開し、以後は無人となりました。
平成3年(1991年)の東京都の遺跡調査団によると8世紀から15、16世紀に残されたと見られる生活用品が発見されました。それは縄文・弥生文化とは違い、ミクロネシア文化圏の影響を受けたと推定されるそうで、マリアナ諸島~小笠原諸島~伊豆諸島~日本本土への、海上伝播ルートがあったのではないかという仮説が浮かびがっているそうです。もし、これがもっと詳細にわかったらすごいでしょうね。
ぱしふぃっく びいなすと北硫黄島。
お天気はいいですが、かなり風が強く飛ばされそうに。飛ばされるは大げさですが、体も持っていかれそうになりました。
ぱしふぃっく びいなすと北硫黄島。
自力でここまで来ることはできないので、ぱしふぃっく びいなすに感謝・感謝です。ここまで連れてきてくれてありがとう。
船が進むにつれて、北硫黄島の表情も少しずつ変わります。それをみんながじぃーと見ています。
大空を舞う鳥たち。ここでは鳴き声も聞くことができました。空からエサを見つけると鳴くみたいです。泣き声が聞こえるとすごい勢いで海に向かい、魚を取ります。
北硫黄島を見つつ、鳥たちの動向にも目をやり、この時間の集中力はすごいものでした(笑)
いよいよ北硫黄島ともお別れです。
小笠原クルーズが、まさかの低気圧の南下で、硫黄列島まで見ることができました。
つづく
⇒お昼はびいなすカレー[4日目-7]